女医ハック AviUtlフィルタ
これは何?
このフィルタは、Nihondoさん製作の持ち込みカラオケシステム「女医ハック」 (http://desireforwealth.com/joyhack/) のカラオケ字幕データでハードサブ動画を生成するためのAviUtlフィルタです。データファイル仕様等は女医ハック for Windows 0.9α6r4 (C73ver) の挙動を参考にしています。なお、動作にはMicrosoft .NET framework 2.0環境が必要です。
KENくん さん作のAviUtl version0.99c 以降のフィルタプラグインとして動作し、AviUtlで編集が出来る動画に女医ハック字幕を焼きこみます。
チュートリアル
画像つきチュートリアル
サンプルデータを用いて、動画への女医ハック字幕の焼きこみ方を解説します。
使用例
このページの画像は全て半分に縮小されています。
Recのテーマ(女医ハックチュートリアル)より
ダウンロード
ダウンロード (28KB) 2008-11-23
ソースコードとか (29KB) VS2005が必要です。
ふるいの
いまだテスト版ですので、お使いの計算機にどのような影響があるか保証はしかねます。下記の「既知の問題点」もお読みください。
インストール
解凍すると出てくる JHfilter.auf
と JHDrawLib.dll
をAviUtlのインストールディレクトリにコピーします。アンインストールしたいときは消してください。
設定項目
AviUtlのメニュー [設定]→[JoyHackの設定] で開くウィンドウ。
- ウィンドウ右上のチェックボックス
- フィルタの有効・無効を切り替えます。使用する際は必ずチェックを入れてください。
スライドバー
- [Delay] スライダ
- 設定した女医ハックフレーム (1/60sec) 分字幕の出るのを遅らせます。<timeCodeFix> とは別に作用します。
- [fps(n/30)] スライダ
- フレームレートを既定値の n/30 と認識させます。字幕タイミング計算以外には影響しません。AviUtlから正しいフレームレート情報が取得できない場合に使用します。
- [FontSize] スライダ
- 字幕のフォントサイズを指定します。Reloadボタンを押すと反映されます。
チェックボックス
- [Change Immediately] チェック
- 女医ハックデータファイルの変更を検知し、反映させます。フレームが変わると動作。
- [Debug Output] チェック
- 認識フレームレートなどのデバッグ情報を出力します。
- [Disable Cache] チェック
- キャッシュ機能を無効にします。重くなるだけです。たぶん。
- [Use UTF-8] チェック
- ファイルをUTF-8として読み込みます。既定ではShift_JISです。文字化けする場合にチェックを入れた状態で読み込むと治る場合があります。
ボタン
- [File Select...] ボタン
- 女医ハックのデータファイルを選択します。
- [Copy ErrorString] ボタン
- 女医ハックデータファイルにエラーが生じている場合、その情報をクリップボードにコピーします。
- [Reload] ボタン
- 女医ハックデータファイルを再読み込みします。
女医ハックデータファイルに関して
タグの解釈
以上のタグは無視されます。また、
まほうのじゅもん #include <stdio.h> だよ<skip>サビ1
のようなワードがあったとき、女医ハック for Windowsでは 「まほうのじゅもん #include 」と表示されますが、本フィルタでは「まほうのじゅもん #include <stdio.h> だよ」と表示されます。
独自拡張タグ
注意: 以下のタグは、本家の女医ハックシステムで採用されているものではありません。あくまで一時的なもので、フォント等の環境依存性も高く使用は推奨されません。
- <x_font>
- <x_font>[FamilyName][,emSize[,style[,unit[,line_align[,adjust_width]]]]]
省略項目は前のワードまでのものを継承。ルビは半分のサイズに自動設定。
<x_font>ARマッチ体B,30 と指定。Y軸位置は<clear>直後のフレーズの高さにて決定。
- <x_mainfont>
- メイン文字列のフォントのみを変更。
- <x_rubyfont>
- ルビ文字列のフォントのみを変更。
- <x_width>
- 文字列の幅を強制設定。指定ワードのみに適用。
- <x_align>
- 対ワードではなく単行で指定。以降のフレーズの水平方向位置を指定。
0 ... default /
1 ... left /
2 ... center /
3 ... right
<x_align>1 を指定。
エラー時の挙動
データファイルの読み込み時に例外が発生した場合は、その行番号と共に動画中に出力します。この内容は [Copy ErrorString] ボタンでクリップボードにコピーできます。変なエラーが出たら報告していただければ幸いです。
トラブルシューティング
出力した動画が色滲みを起こしている
よくわかんないけどうちの環境ではAviUtlのメニューから [ファイル]→[環境設定]→[コーデックの設定] を開いて、
にしたらなおった。
字幕が倍速で進んでいる
フレームレートの認識に失敗しています。設定ツールボックスの [fps(n/30)] スライダ をいじくって解決。
既知の問題点・TODO
- 重い重い重い
重い重い重い重い →[20080514]当社比1.6倍になった
- dshowfilterをちゃんと等速で動くように組む→むりぽ
- フレームレート情報がおかしい件。AviUtlの問題?n/30スライダで付け焼刃的対応中。
- フォントサイズの自動変更
- 文字エンコードを自動で認識させる
- Mac版みたくフェードイン・アウトさせる
- dshowfilterでどっかにRelease漏れがあるらしい
- GAC登録の回避
- <image>タグはどうしよう
- 拡張タグあたりをなんとかする。このままいくならちゃんとドキュメント化を。
連絡先
連絡ははてなダイアリーの適当な記事にコメントでも投げてくれればありがたいです。Twitter(@yuaaa)とかでもなんとか。
外部リンク
ご紹介いただいた記事など(予定)。
2008-05-12作成
2010-08-09更新